霧島連山のツツジが満開です
■鹿児島市は今シーズン1番の暑さになりました。県内各地で25度を超える「夏日」となり水を求めた子供たちや顔に手をやり日焼けを防ぐ様子があちこちでみられたようです。
■いま、霧島では「ミツバツツジ」が霧島連山や新燃岳に向かう登山道で満開で鮮やかなピンク色が眩しいとのこと、涼しさを求めて霧島に出かけてみてはどうですか。このあと待ち遠しい本命の「ミヤマキリシマ」が咲き始めるとのことです。
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【ミツバツツジ】上記の写真
■ミツバツツジ(三葉躑躅 Rhododendron dilatatum)はツツジ科ツツジ属の落葉低木。また、近縁のミツバツツジ類の総称でもある。 関東地方から近畿地方東部の太平洋側に分布し、主にやせた尾根や岩場、里山の雑木林などに生育する。
■他のミツバツツジ類の多くは雄しべが10本なのに対し、本種は5本であることが大きな特徴。古くから庭木としても植えられるが、盗掘の影響もあるせいか野生の個体数は決して多くない。
■ミツバツツジ類は、4-5月頃に咲く紅紫色の花が美しい。花が終わってから葉が出てくる。枝先に三枚の葉がつくことからこの名がついた。
【ミヤマキリシマ】 パノラマ写真 PhotoMiyazakiへどうぞ
■ミヤマキリシマ(深山霧島 Rhododendron kiusianum)は、ツツジの一種。九州各地の高山に自生する。
■1m程度の低木で、花期は概ね5月下旬から6月中旬。枝先に2-3個ずつ紫紅色の花をつけるが、桃色、薄紅色の花も見られる。ちなみに、気候が似通った秋にも少し咲くことがある。
■和名に冠された霧島山・えびの高原のほか、阿蘇山、九重山、雲仙岳など九州各地の高山に分布する。
■ミヤマキリシマは、火山活動により生態系が撹乱された山肌で優占種として生存できる。逆に火山活動が終息し植物の遷移によって森林化が進むと、優占種として生存できなくなる
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※参考出典引用掲載写真 PhotoMiyazaki
※参考出典引用掲載文・写真 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』