「薩摩宝山」30万本を自主回収します。

西酒造では「ものをつくる者として、消費者への責任を果たしたいと思い、社名と商品名を公表した。今後は卸売業者を厳格に選定するなどし、2度と同じような事態を招かないよう万全の策を講じたい」・・・(KTSニュースより)

三笠フーズによる事故米の不正転売問題で、県内三社が仕入れていた酒造メーカーが自主回収を始めた。

■その数、主に「薩摩宝山」の原料に使用した焼酎の数30万本とはすごい。。。

■焼酎ブームの中で、県内はもとより全国銘柄として販売努力を行っていた結果のこの本数についての酒造メーカーにのこの本数と前述のアナウンスに対してまずは敬服したい。

■この酒造メーカーは、宝山ホール(鹿児島県文化センター)の名前である「冠」を購入したり、沢山の文化事業にも積極的に貢献してきた県内有数の酒造メーカーの一社でもある。

■6月から8月にかけて出荷された全ての商品を自主回収・処分するにかかる被害総額が4億円ともいわれる。

■鹿児島県でも県環境保健センターで、問題のコメを使って焼酎メーカーが製造した製品に殺虫剤のメタミドホスアセタミプリドやカビ毒のアフラトキシン等の残留農薬などが含まれていないかどうかを調べる検査が行われているようですが結果がわかるまで一週間程度かかるという。

■「三笠フーズ」による事故米の不正転売問題が、真面目な多くの企業を苦しめているが今後、焼酎以外にも波及するのも頭の痛い話である。

■政治は、総裁選と解散一色。。。今回こそは、安心できる国づくりに専念をお願いしたいものである。

■これにめげずにがんばれ「西酒造」。。1845年から受け継がれる伝統の一本「薩摩宝山」なのだ。。

※鹿児島の酒造メーカー一覧

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