心配しています、県産焼酎

■焼酎の売上を心配することが、米粉加工業「三笠フーズ」(大阪市)の杜撰なトップの経営方針で起りました。

■同社は4年前にアフラトキシンが検出されたベトナムうるち米(約3.3トン)を農林水産省から1万円で購入してた本来の「のり」に転用せず、「通常米」として売却していたという。

■鹿児島県内の焼酎メーカーは、カビなどに汚染された「事故米」を不正転売した問題で対応に困惑しているようだ。

南日本新聞社によると、県酒造組合に加盟する焼酎メーカー各社に緊急取材によると「三笠フーズとの取引を否定した上で、県産焼酎そのものへの風評被害を懸念している」とのこと。」

■焼酎メーカー各社も迷惑な話だろうが、早急に問題が無いことを、「正直ベース」でアピールすることも必要ではないか。。それがブランド焼酎の試練と察します。

■今回はミートホープのお米版となるが、今までに肉・うなぎ・マンゴー・りんご果汁・鶏等々と全国各地で偽装事件がニュースに出ているが、「ばれたら(判明したら)」企業存続はないということを肝に銘じてほしい。

■昨今の原材料の高騰の中、多くの中小零細企業は悲鳴を上げながら薄利の中、頑張っているのに、「三笠フーズ」のトップ自らが指示してカビ米を販売するのは、どんなものだろうか。。。

■日本産は「安全」という神話が、「がたがた」と音をたてて崩れて進行しているのを感じるのは私だけだろうか。。。

■「安心」・「安全」・「安い」の国産を追及する企業が、生き残れる世の中になってほしいものです。

■がんばれ「ブランド鹿児島産焼酎メーカー各社」殿

                                                                                                                    • -

※参考出典掲載文・写真
南日本新聞社HP
鹿児島県酒造組合HP