干ばつ被害の中で「彼岸の中日」が

百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、

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■彼岸とは、煩悩を脱した悟りの境地のことで、煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(しがん)と言うのに対して、向う側の岸「彼岸」ということ。

■元々、彼岸会法要は日本オリジナルであり、彼岸の仏事は浄土思想に由来していて、春分秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりであるそうだ。

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■9月23日は「彼岸の中日」。県内の墓地には家族連れが朝早くがひっきりなし訪れ、ご先祖様へのお墓参りが続いたとの事。

■この日ばかりは、大量に積もった桜島の降灰をかぶったお墓と周辺が感謝の清掃で綺麗になり、たくさんの花が供用され飾ったことでしょう。

■それにしても連日続く30℃の気温と好天気、スポーツには良いが其の反面、例年に無い秋晴れが降雨不足の影響で多くの農家の方々が天を仰いで恨めしく思っているのをご存知だろうか。

■北薩地方の長島町周辺では、稲穂の実った田んぼの中に町内のプールから取水してその場をしのいでいるとのこと。これは、天気予報で今後も好天気の予想が発表され雨の期待は無い為の策であると言う。

■今年は、春から夏にかけての日照不足・桜島の降灰・今秋の雨不足と天災は、じわじわと側に寄ってきている。

■「天災は忘れたことにやってくる」と言う。残されたのは、「火事」と「地震」と「かみなり親父」。

■ただその中にあって、あちこちに咲いている側溝の「彼岸花」だけが、見る者の心の和みとなっているようだ。

■彼岸がすると、そこには冬の便り、出水の鶴の到来のニュースがもうじきやってきます。。。