「君が代」発祥の地「大宮神社」

■「君が代」については、古今和歌集やいろいろ諸説があることは、聞いていました。

■熊本へ行く途中、鹿児島市から 国道328号線を宮之城町に向かうと、薩摩川内市入来町がある。しばらくすると、日章旗と「君が代」発祥の地と書かれた大きな幕が掲載している大宮神社があるのでちょっと興味を持って調べてみました。

鹿児島県のホームページによると以下のように紹介してあります。

                                                                                                                                              • -

入来町(現 薩摩川内市入来町)は,町内の大宮神社で奉納されている入来神舞から,「君が代」発祥の地といわれています。

■入来神舞は,天の岩戸神話を演じたものですが,その中の一つに「十二人剣舞」があります。舞人が左手に太刀を持って登場し,鬼神の前に出て,「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」と声高らかに朗詠します。これが国歌の始まりになったといわれています。

■この神舞は,700年前から踊り継がれており,11月23日(大宮神社祭)と大みそかに行われます。また,大宮神社の近くには「日の丸」という地名もあります。

■又、 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、

明治2年(1869年)に設立された薩摩藩軍楽隊の隊員に対し、イギリス公使館護衛隊歩兵大隊の軍楽隊長ジョン・ウィリアム・フェントンが国歌あるいは儀礼音楽を設けるべきと進言し、それを受けた薩摩藩軍楽隊隊員の依頼を当時薩摩藩歩兵隊長である大山弥助(後の大山巌日本陸軍元帥)が受け、大山の愛唱歌より歌詞が採用された[出典 3][出典 8]

■当時日本の近代化のほとんどは当時世界一の大帝国だったイギリスを模範に行っていたため、歌詞もイギリスの国歌を手本に選んだとも言われている。

■歴史とロマンの感じる「君が代」発祥の地「大宮神社」、328号線を通る時は、是非一度は立ち寄ってみてください。近くには「田苑酒造」の焼酎博物館があります。

                                                                                                                                              • -

※参考出典引用掲載文・写真 鹿児島県HP