鹿児島市に9年ぶりの「ドカ灰」が、でも


桜島爆発、噴煙が火口から4000メートル以上の高さまで昇った「ドカ灰」。火口近くでは火砕流も発生したようです。(桜島国際火山砂防センター) 

■火口上空では東風に乗って南西方向に流れ、鹿児島市街地から南さつま市街まで広範囲にわたって、自然の力には諦め顔で、降灰に悩まされ空を見上げながら「降灰」の方向を見守ったようです。

■特に、鹿児島市街地は3年ぶりの4,000m級の噴火の高さと灰色の降灰の影響で日差しが遮られ、灰色化した青空に尻目に、目や口を急ごしらえでハンカチやマスクで覆いなが小走りに目的地に急いで向かっていました。

鹿児島市周辺の団地でも、継続的に雪のように降る「降灰」のために、窓を閉め切ってクーラーのスイッチを入れていた家もあったとか。

■ニュースによると「鹿児島市街地にこれだけ大量の灰が降ったのは、9年ぶり」とのことで、農家の方々は新緑の草木に積もった「灰」や春分の日付近で種まきした「野菜」に薄らと積もった降灰による葉っぱの「灰焼け」を防ぐために、急いで「灰」を取り除く作業がこれから行われます。

桜島と連動しているかのように、離島の火山活動が活発になっているのが、少し気になりますが・・・・・
口永良部島新岳火口の状況

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※参考出典引用掲載文・写真 火 山 活 動 研 究 セ ン タ ー