かつお節削り器が売れているそうです

■ネット通販で鰹節削り器の売り上げが、ここ2〜3年売上好調だということを聞きました。

枕崎市かつお公社の売上の9割がインターネット通販というから驚きだ。(南日本新聞社)原因は「安い」ということのようだが、果たして安いだけで今の消費者は購入するだろうか。

■古来、日本人にとって「鰹節」は「勝武士」とも代替され日本人の身体のイノシン酸の基として食べられ好まれてきました。。

■不思議なことに、味を左右するこの鰹節は関東と関西以降では「硬さ」も違うし見た目も違うのも地方の風土となっている。

■関東で好まれるカビを生やした別名枯節(かれぶし)は、うま味成分やビタミン類が他の鰹節より多く含まれ、高級品として扱われているが、私的には、生節を好みます。

■この生節、柔らかく「味噌味」・「醤油味」に加工されると、食感も良く酒のつまみとしても抜群だからお試しください。

■鰹節削り器で、削りながら手を滑らせた為にはみ出した、削り節を片手でそっと拾い口にそのまま持って行って食べ舌先に味を感じるのも、またおつなものであります。

■インターネット通販が不況の中伸びる近代社会の中にあって、「ゆっくり・じっくりと」鰹節を削る時間を大切に持つ時代に回帰したいものであります。

※参考出典掲載文・写真
南日本新聞
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