甑島の昔話を現代へ【薩摩川内市】


甑島列島は、近年の市町村合併により川内市と合併し「薩摩川内市」となりました。

■鹿児島県西方海上東シナ海にあり、東経129度52分、北緯31度49分に位置しています。

■原生百合(鹿の子百合)の故郷として有名、その他には、南北に約1500m、最大幅1000m、最小幅250m、高さ2.3mの海底や沿岸流によって運ばれた砂や石が、波の作用によって水面に現れた陸繋砂州トンボロ)や、シーズンになると釣りのメッカとなって沢山の太公望が訪れる場所です。

甑島観光協会による島名の由来】

■太陽が海から出て海に入るこの島を古くは「五色島」とよんだと伝えるが、江戸時代の「三国名勝図会」には、「上甑に東西へ潮の通ふ海門あり、串瀬戸といふ。

■そのうちに、甑形(米を蒸すせいろの形)の巨岩あり、島民これを甑島大明神と称す。

甑島の名はこれによりて得たりとぞ。」とある。

■この甑島には、「里・上甑下甑・鹿島地区で語りついで行きたい昔話」が沢山受け継がれているようです。

■一部方言等があってお解りにならないかもしれませんが、その一部を抜粋し掲載します。
泣きべす古舟に釘 ・和尚と小僧

・鴉(からす)が一羽 ・この世なこけた

・トップッ、カッチッ、サッパッ ・天道さんと月

・米とから芋の喧嘩 ・座頭と女 ・嫁の歌詠み

・ぶうぶう竿 ・二人の無精者 ・御船川

・五色の鹿 ・オトとケサ ・狐の恩返し

・はちまきをした太田の浜の松の木 ・身を焼いた兎(うさぎ)

・姉と妹の栗拾い ・法螺(ほら)吹き話 ・海の世界一

・鵜の鳥 ・猿と蟹(かに)の寄り合い餅 ・勝々山

・蛙報恩 ・きょうだい星 ・古屋の漏

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※参考出典引用掲載文・写真 「甑島観光協会HP

甑島の交通・宿泊情報(鹿児島県の離島情報)

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