噴火予報・警報 : 桜島


桜島の昭和火口できょう午前と午後の2回にわたり、およそ7か月半ぶりに爆発的噴火が観測され、鹿児島気象台は、4時過ぎ桜島の警戒レベルをこれまでの2から3に引き上げ、入山規制をかけ警戒を呼びかけています。

気象庁のホームページの 防災気象情報 の中に3日、桜島噴火予報・警報の第1号が以下の通り発令されましたのでお知らせいたします。

【火山の状況に関する解説情報 第1号】

■火山名 桜島 火山の状況に関する解説情報 第1号
(平成20年2月3日11時30分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台)

(本 文)
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>

桜島の昭和火口(南岳東斜面、標高約800m)で、本日(3日)10時18分に噴火(爆発的噴火)しました。

■本日(3日)00時39分に桜島で振幅の大きな火山性地震を観測しましたが、夜間のため噴煙は確認できませんでした。

■昭和火口が見え始めた6時40分以降は、白色の噴煙を高さ約200mまで上げていました。

■その後、10時18分に昭和火口から噴火し、噴石を7合目まで飛散しました。

■噴煙は火口上1500mまで上がって雲に入り高さは不明です。この噴火は爆発的噴火でした。
 
■震動観測では、この2回以外に火山性地震・微動は観測していません。昭和火口からの噴火は、昨年6月21日以来です。

■本日10時30分頃に実施した現地観測で、昭和火口の南から南東側の地域で降灰を観測しました。

桜島は、今後も昭和火口及び南岳火口周辺に噴石を飛散させる程度の小規模な噴火が発生すると予想されますので、火口周辺では噴火に対する警戒が必要です。また、風下側では降灰に注意して下さい。

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>

**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(避難準備)】:警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時
要援護者の避難等が必要。 
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制
等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(平常)】:特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)

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■参考引用出典掲載文
気象庁HP
・写真は、今回の爆発とは関係ありません。

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